杏林予防医学研究所所長の山田豊文先生はジャイアンツのキャンプで講演したことがあり、木村拓也コーチのクモ膜下出血による突然死を大変残念がっておられました。山田先生によると「突然死の三分の一は直前にアルコールを摂取していたケースが多いと言うことで、精神的ストレス~飲酒~肉体的ストレスという悪循環が突然死に繋がり、これに睡眠薬や精神安定剤の服用が加わると、まさに自殺行為である」と述べられています。また「スポーツ選手は運動によりエネルギー代謝が高まることに加え、肉体的にも精神的にも高いストレスを受け、しかも発汗によってマグネシウムが消耗されるので、一般の人よりも大量のマグネシウムが必要」と指摘。結論として「昔からの日本人の食生活は、豆類、海草類、魚類などマグネシウムが豊富な食事をしていた。しかし現代人の食生活は欧米化した食習慣や精製加工食品の摂りすぎによって、マグネシウムの摂取量が減っている、髙ストレスに晒されることの多い現代人にとって、マグネシウムを充分に補うことが、あらゆる病気を防ぐ重要なキーワードである」と書かれています。日本人の食文化の原点に立ち帰り、病気を防ぐと言うことです。もう一度「まごわやさしい」を実践してみて下さい。
「地溝油」という耳慣れない言葉がある。簡単に言えば下水から汚水を汲み取り、濾過して抽出した油のことである。生活排水や生ゴミと一緒に中国の一般家庭や料理店から大量の油が下水に捨てられる。このヘドロ状のものを濾過して再利用しているのだ。再利用と聞けば耳障りが良いが、勿論立派な違法行為である。2010年3月17日中国国営ラジオ放送サイト・中国広播網は「中国人は下水道の汚水から作られた『リサイクル食用油』を年間300万トンも食べている。しかもその毒性はヒ素の100倍だ!」と伝え、この衝撃的なニュースは瞬く間に中国全土に広がったという。このリサイクル油を長期摂取すると発育障害や腸炎、肝臓や心臓、腎臓などの臓器肥大、脂肪肝などを発症する恐れがあり、更に発癌性の高い[アフラトキシン]をも含んでおり、その毒性はヒ素の100倍と言われている。この「地溝油」がクローズアップされたのは、一般市民から「下水から油を汲み上げている者が居る」という通報だと言われているが、何十年も放置されてきた実情を見れば、中国の大本営報道を俄には信じられない。いかに中国の衛生当局が杜撰であるかの証左であろう。過去にも2006年に衛生監督所が「繁昌油脂廠」という製油工場を急襲して立ち入り検査を行っているのだ。その時の記事には「衛生監督所の執行官達は、工場に足を踏み入れると同時に強烈な腐敗臭に襲われた。原料油工場は特に酷く、その臭さは並大抵のものではなかった。油脂が腐敗した後の居たたまれない悪臭が工場全体に濃厚に漂っていた。執行官達は工場の検査と同時進行で経営者から事情聴取を行った後、原料油などを押収した」とある。しかも成分分析の結果、油の酸化の指数が中国の国家基準の11倍の数値であり、劇薬の農薬である「666」と「DDT」が検出されたのである。このような重大な事例があるにも拘わらず、今日まで放置してきた中国当局の対応はお粗末という一言に尽きる。ここ数年日本人の中国観光は右肩上がりだ。年間約380万人で修学旅行も増えている。上海万博を控え更に増加が見込まれるのだが、中華料理に油は欠かせない。リサイクル油使用と表示など中国ではあり得ない話しだ。2007年に行った中国の食品監督部門が行った一斉調査で中国でも使用が禁止されている添加物や化学薬品が検出され、お菓子、粉ミルク、海産物、調味料からも有害物質が検出され、180カ所もの工場に閉鎖命令が出されているのだ。このような中国の杜撰な食品事情について、グリーンピース北京支社の関係者は食品監督部門の担当者と業者の癒着が背景にあると指摘している。世界各国の汚職を監視している非政府組織(NGO)トランスペアレンシー・インターナショナルによると、中国の汚職指数は10点満点中3.6点で、世界180国中79位と報告している。ある工場では、大豆の代わりに人間の頭髪を原料として醤油を生産していたという。「毒入り餃子」しかりだ。彼の国には「食の安全」など大した問題ではないらしい。この地溝油について問われると「核戦争が起きても、ゴキブリと中国人は生き残れるさ」と自嘲気味に話しているという。だからこそ、中国での食事には十分注意が必要だ。自分の健康は自分で守らなくてはならない。中国人が一番信頼しているという食材はメイドインジャパンなのだから。 (了)
私は機会あるごとに「トランス脂肪酸」の危険性を訴えてきました。それは尊敬する山田豊文先生のセミナーな著書によって学び感銘を受けたからであり、多くの方々にも「トランス脂肪酸」の危険性について知って頂きたかったからです。昨日消費者庁は、トランス脂肪酸を自主的に表示するように通知することを決めた。その内容は「マーガリンなどに含まれ、動脈硬化などの発症リスクを高めるとされるトランス脂肪酸について、商品への含有量表示を自主的に行うよう求める通知を食品メーカーに出すと発表した。具体的な方法などは今年夏をメドにガイドラインで定める」というものだ。私たちが求めていたのは、自主的な表示ではなく、表示の完全義務化であった。福島瑞穂消費者担当大臣と面会した際、大臣も理解を示し、義務化に前向きであっただけに残念でならない。完全義務化見送りの理由は「中小企業への影響が大きい」と言うことらしいが、諸外国の取り組みに比べ、生ぬるいという他は無い。山田先生は、トランス脂肪酸の摂取そのものの危険性を指摘しているのであり、食品メーカーのどの程度が自主的に表示するのか甚だ疑問だ。いずれにしても今度の通知決定を一歩前進と捉え、完全義務化に向けて運動を続けていきたいと思う。
昨年賞金女王というタイトルを獲得した「さくら」の活力源が、シーズンを通して帯同し「さくら」の食生活を支えて下さっている、管理栄養士の今井悦子さんのお陰であることは、前回ご紹介させて頂きましたが、今井悦子さんを紹介して下さったのが、今井さんの師でもある杏林予防医学研究所所長の山田豊文先生でした。人間誰しも「健康」という二文字には過敏に反応します。そして健康に良いと聞けば何でも試し、それに対する投資を惜しまないのが現状だと思います。しかしそのほとんどが間違った情報による思い込みであったら、逆に健康を害することになります。「医食同源」を分かり易く説き、食事で病気を治すことを日々研究されているのが山田先生です。その山田先生の新刊が2月24日に「頭が良くなる・脳内デトックス」というタイトルで青春出版社から発売開始になります。日頃の感謝を込めて「さくら」も帯に登場しています。是非ともご一読頂き、間違った健康概念を払拭して下さい。
日頃からご指導を頂いている「杏林予防医学研究所所長の山田豊文先生」の対談が月刊誌「致知」に掲載されました。是非ともご一読をお薦め致します。山田先生は幼少の頃、悩んでいた病気を断食と食事療法で治した経験を持っておられます。そのことについてお話しされている部分を抜粋してご紹介させて頂きます。「古いドイツの諺に、断食で治らない病気は、他のどんな治療法でも治せない。という諺があります。体に負担のかからない断食の習慣を定期的に続けたら、誰でもびっくりするくらい健康になりますよ。断食は植物酵素を含んだ特別なジュースを飲みながらします。水だけの断食では、体に負担がかかり危険です。考えて頂きたいのですが、動物は自然に生きていれば病気になりません。人間だけが癌になったり、病気になったりする、それはなぜでしょう。動物は食を断って治癒力を高めることを本能的に知っています。人間も同じで、飢餓状態が三日続くと体の持っているタンパク質をアミノ酸に変えてエネルギーにします。そしてこの時期を過ぎると次は脂肪をエネルギーに変えるのですが、この時に脂肪組織に溜まった有害な毒素が燃えて、これが最高の解毒になるのです」以上紹介させて頂きました。私は事務所のスタッフを誘い共に体験しようと思っています。皆さんも正しい方法でチャレンジしてみては如何でしょうか。 (了)
日本の消費者庁が、やっと重い腰を上げトランス脂肪酸の危険性を認識し、何らかの規制に乗り出そうとしていることは前回お伝えした。トランス脂肪酸の権威であり、日頃からご指導を頂いている杏林予防医学研究所所長の山田豊文先生が、福島消費者・食品安全担当大臣から、トランス脂肪酸についてお話を伺いたいと招かれ、本日午後2時50分から合同庁舎4号館大臣室でヒヤリングが行われました。私も陪席させて頂きましたが、山田先生から「トランス脂肪酸は、科学的に不自然な構造を持つ植物油由来の物質であり、もともとの植物油には含まれていませんが、そこからマーガリンやショートニングなどを製造する過程で発生する。体内に吸収されると様々な形で細胞の動きを低下させる恐れのあるトランス脂肪酸は、海外の病気では、糖尿病、心臓病、癌、アトピーなどの他、鬱をはじめとする心のトラブルの原因になるとも報告されています。どんな食べ物が体に良くて、何が悪影響を及ぼすのか。私たちは賢明に見極めて生活することが大切です」と話されました。福島大臣は「大変勉強になりました」と話され、早期の表示が必要であるとの認識を示されました。民主党の仲間でこの問題に携わっていた泉健太代議士と小泉俊明代議士も同席してくれました。
私の長女であるプロゴルファーの「瑠依」は、一時期本格的なイップスに悩まされた経験を持つ。イップスとは、ゴルファー特有の症状で、はっきりとした原因は究明されていないのだが「局所性ジストニア説」が一般的である。これは不随意で持続的な筋肉収縮を引き起こす神経疾患の一種である。この症状に普遍的な効果がある治療法は未だに発見されていないのだが、医者の資格を持たない私には、長女を治すために徹底的な食の改善を行う以外に術は無かった。上の一覧を見て頂きたい。トランス脂肪酸を多く含む食品名だ。長女に尋ねると、大好物ばかりだと言う。私は素人なりにトランス脂肪酸を含む食品の摂取を一切禁じ、「まごはやさしい」豆、ゴマ、ワカメ(海草類)野菜、魚(小魚)椎茸(キノコ類)芋(芋類)という食事を徹底させたのである。必要な炭水化物は玄米から摂取させた。程なくして長女のイップスは完治した。たまたま食事療法が成功した例であり、トランス脂肪酸とイップスの因果関係に言及するつもりは毛頭無い。しかし、トランス脂肪酸は、多量に摂取すると動脈硬化や心臓疾患などの発症リスクを高めるものとして、欧米などでは含有量の規制や表示の義務化が進んでおり、デンマークではトランス脂肪酸の量を全脂質の2%までとする罰則規定のある命令を制定している。デンマークに遅れること6年、やっと日本の消費者庁もトランス脂肪酸の含有量表示に向け検討に入った。私は表示の義務化よりもトランス脂肪酸の総量規制が必要という考えだ。現代の子供達がスナック菓子をほおばりながら、缶コーヒーを飲んでいたら、必ず病気になると言うのが私の持論であり、キレる子供と食生活の因果関係も疑っている。小さなカップに入っているコーヒーミルクはミルクでは無く、脂肪であることは余り知られていないのだ。メタボを防ぐ意味でも、自分の健康を守る上からも、トランス脂肪酸の摂取は極力避けることを提言したい。



























